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2025-08-17 diary: 製作中のオーダーメイド・ビオラの概要 2025/08版

いがぴょんの日記 日記形式でつづる いがぴょんコラム ウェブページです。

製作中のオーダーメイド・ビオラの概要 2025/08版

いま製作してもらい中のオーダーメイド・ビオラの概要をメモしておきます。ようやく表板のニス塗りが佳境に入り、もうすぐネックを取り付けるという段取りです。製造着手してから1年半ほど経っています。年内に完成する可能性があります。

1. 目指す楽器像

2. 基本仕様

項目 内容
型紙 Stradivarius 171X 年型の外観を基にした約 41 cm ボディ
表板 スプルース・ブックマッチ、極厚指向
裏板 バルカン産メイプル 1 枚板、極厚指向
アーチ高 表 17.5 mm/裏 16.5 mm(ハイアーチ、彫り深めで立体感を強調)
横板高さ ネック側 34 mm/テール側 35 mm(やや低リブで抱えやすさを確保)
ブロック ネック・テールとも大型で堅牢 ― 鳴り過ぎを抑え輪郭を明確化
ネックヘッド幅 46 mm(ポジション感の安定を重視)
ネック長 146 mm
Despiau
ニス 未精製シェラック(waxed)

3. 設計哲学と音響方針

4. 奏者へのメリット

写真

枠 (2024/05)

ビオラのサイズを検討し、枠も決定しました。

01

ネックの木材 (2024/05)

この木材からネックが削り出されます。

02

裏板の木材 (2024/06)

この木材から裏板が削り出されます。

03

ネック (2024/09)

ネックと指板がほぼほぼ完成しました。

04

横板 (2024/09)

横板製作が進んできてイメージしやすくなりました。見ていると、ふと曲げわっぱを連想します。

05

途中省略

箱の製作過程に特別なノウハウが詰まっているとのことで、写真掲載は割愛します。

箱状+ニス塗り (2025/08)

表板が貼り付けられて箱状になりました。そしてニスが塗られます。

06

箱状+ニス塗り - 別の角度から (2025/08)

ニスが塗られている様子を別の角度から。

07

スクロール (2025/08)

ニスの塗られたスクロールを見ていると幸せになります。

08

表板のニス塗りがゴールに近づく (2025/08)

表板のニス塗りがゴールに近づいていきます。

09

裏板のニスはこれから (2025/08)

裏板のニスはこれからです。

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Last modified: $Date: 2025-08-19 $


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