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日記形式でつづる いがぴょんコラム ウェブページです。
いま製作してもらい中のオーダーメイド・ビオラの概要をメモしておきます。ようやく表板のニス塗りが佳境に入り、もうすぐネックを取り付けるという段取りです。製造着手してから1年半ほど経っています。年内に完成する可能性があります。
項目 | 内容 |
---|---|
型紙 | Stradivarius 171X 年型の外観を基にした約 41 cm ボディ |
表板 | スプルース・ブックマッチ、極厚指向 |
裏板 | バルカン産メイプル 1 枚板、極厚指向 |
アーチ高 | 表 17.5 mm/裏 16.5 mm(ハイアーチ、彫り深めで立体感を強調) |
横板高さ | ネック側 34 mm/テール側 35 mm(やや低リブで抱えやすさを確保) |
ブロック | ネック・テールとも大型で堅牢 ― 鳴り過ぎを抑え輪郭を明確化 |
ネックヘッド幅 | 46 mm(ポジション感の安定を重視) |
ネック長 | 146 mm |
駒 | Despiau |
ニス | 未精製シェラック(waxed) |
ビオラのサイズを検討し、枠も決定しました。
この木材からネックが削り出されます。
この木材から裏板が削り出されます。
ネックと指板がほぼほぼ完成しました。
横板製作が進んできてイメージしやすくなりました。見ていると、ふと曲げわっぱを連想します。
箱の製作過程に特別なノウハウが詰まっているとのことで、写真掲載は割愛します。
表板が貼り付けられて箱状になりました。そしてニスが塗られます。
ニスが塗られている様子を別の角度から。
ニスの塗られたスクロールを見ていると幸せになります。
表板のニス塗りがゴールに近づいていきます。
裏板のニスはこれからです。
#Rina
, #Violamaking
Last modified: $Date: 2025-08-19 $