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2016-05-15 diary: ヴァイオリン松脂メモ

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ヴァイオリン松脂メモ

最近、ヴァイオリン弓の松脂に「Old Master Gold」というものを使っています。かなり気に入っています。約500年前の松脂製法レシピをもとに作った松脂なのだそうです。

[Old Master Gold]

左が Gold-1 ライト、右が Gold-2 ミディアムダークです。香り的に、Gold-1 は「甘い匂い」がします。Gold-2 は「オールド楽器の匂い」がします。 Gold-2 を使っていると、バイオリンケースを開けたときに、オールド楽器の香りがするのです! まあ、それはさておき、ちょっと試した範囲だと、Gold-2 のほうが私は好きです。しっとり感があります。使い込んだら、また好みは変わるかも知れません。Gold-1 は シャリシャリ感が これはこれで良いのですが、音色コントロールが難しくなります。

[Old Master Gold 缶]

いままでは、ベルナーデル(Bernardel)のライトを利用していました。とはいえ、今のところは Old Master はベルナーデルとのブレンドで利用しています。Old Master 単独での利用が快適かどうか、今は判断時期尚早と考えています。

[ベルナーデル]

松脂といえば、今は手に入らない韓国製の初代「TARTINI」が記憶に新しいです。こちらは約250年前の松脂を解析して復元したもの、だったはず。ちょっと弾き比べてみたら、Old Master 1番と 初代 TARTINI とが シャリシャリ成分で似ていました!

[TARTINI]

初代 TARTINI の代替として Old Master Gold-1 は有望な選択肢であるようにも思えました。

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